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Society & Culture
藤原新也「新東京漂流」vol.149「渇きと偶至」
撮影の仕事を終えたとき、まだ「渇き」を感じているときがある。「何かが足りない」という感覚だ。その分水嶺を越えたとき、「特別な一枚」は撮られる。
2023.01.23|37:04
Other Episodes
写真家になる以前、若き藤原新也のユーラシア大陸2万kmのバスの旅。始まりロンドンで、ヒッピーたちのリアルを垣間見る。
2021.12.27|17:25
若き藤原新也の旅のストーリーを小休止。先日、瀬戸内寂聴の墓のある東北、天台寺へと旅をした藤原。冬枯れの北国で、かつて寂聴と交わした「死」の話を回想する。
2021.12.20|34:07
南米へ旅をしようと考えていた若き藤原新也は、実兄との話をきっかけにイギリス、ロンドンへ飛び、そこから長距離バスでユーラシア大陸2万kmの旅に出る。
2021.12.13|28:23
写真家そして作家になる前、九州から東京へとやって来た若き青年は、何を考え、何を志し、何処へ向かおうとしていたのか。
2021.12.06|24:26
11月9日、99歳でこの世を去った瀬戸内寂聴。藤原新也が語る、瀬戸内寂聴との出逢い。藤原は、京都、東京、長野など、時に共に旅もしながら、寂聴と数多の時間を過ごしてきた。
2021.11.29|47:27
千葉の内房で、かつて藤原新也は白土三平と出会った。最初はお互いを知らなかったが、交流が始まった。カムイそのもののような白土三平の思い出を語る。
2021.11.22|44:23
若き藤原新也は戦地の前線で、戦争の地獄図を目にする。生と死の狭間で写真家が撮ったもの、撮らなかったもの/ピューリッツァー賞写真家はなぜ自殺したのか/報道写真の意義
2021.11.15|37:46
ハロウィーンの夜に藤原新也は、毒ガスマスクに原発スタイルで渋谷の街へ。かつての狂騒は失われていた。そして、ジョーカー姿の若い男は老人を刺し、私鉄列車に火を放った。
2021.11.08|28:49
石岡瑛子氏との出逢いと仕事。コマーシャル・フォトについて。回顧展へ向けての写真考察。
2021.11.01|37:50
作品テーマとは。フィルムとデジタル。色飽和の時代。
2021.10.25|21:16
映画『MINAMATA』で再び脚光を浴びる写真家ユージーン・W・スミス。モノクロ写真と芸術の関係を考える/人の目は白黒で見ていない/藤原新也の写真論シリーズ第一弾。
2021.10.18|23:18
インド、コルカタ在住の日本人、清水礼子氏。COVID-19による数多の感染者、死者を出したインド。いち市民の視線からの、新型コロナウィルスとインド。そして、イベルメクチンと治療薬をめぐるミステリー。
2021.10.11|01:04:12
日本人でたった一人、自衛隊による救出機に乗った女性ジャーナリスト、安井浩美さん。少女時代から中高生の頃、そして大学時代のバックパッカー旅、安井さんの旅とは? アフガニスタンを愛する理由は?
2021.10.04|48:43
大失敗に終わった自衛隊による救出作戦。その中でただひとり救出機で脱出した安井浩美さんとのダイアローグその2回目。タリバンとは何者なのか。
2021.09.27|25:10
米軍撤退とタリバンによる制圧で政権崩壊したアフガニスタン。自衛隊の救出機で緊急脱出した、共同通信カブール支局通信員の安井浩美さんにロングインタビュー、その1回目。
2021.09.20|30:12
インド、コルカタ在住の日本人女性、清水礼子さん。インドとの出会い、暮らしの始まり。多種多様な言語、宗教、民族を背景としたリアル・インド。南インドの食文化。インドの食とウィルス感染。
2021.09.13|37:24
中国、北京在住のジャーナリスト、テレビ制作&映像ディレクター北里純一氏とのダイアローグその後編。新型コロナウィルス、日本と中国の大きな距離、政府の違い、市民の考え方の違い。
2021.09.06|51:26
中国、北京在住のジャーナリスト、テレビ・映像ディレクター北里純一氏。パンデミックとコロナ禍によって、中国という大国の強さ、統率、国民気質をリアルに見た特派員との対話。
2021.08.30|44:13
フランス、パリ在住ジャーナリスト浅野素女氏。ロックダウンによって大きな変化を余儀なくされた日常生活、変わった風景、失われた店や場所。それは、人の心や気の流れさえも変えた。
2021.08.23|17:33
パリ在住ジャーナリスト浅野素女氏。パンデミックによる数多の店の閉店、学校閉鎖と子供の教育の遅れ、人生の消滅。ワクチン接種「衛生パス」の是非。
2021.08.16|49:19
パリ在住のジャーナリスト浅野素女氏。同じコロナ禍にありながらフランスは大きく「アフターコロナ」への舵を切った。夏のバカンスを過ごすフランス人の今。
2021.08.10|19:37
土用の丑の頃にうなぎ登りに増加する新型コロナウィルス感染者数。感染者数増加のニュースと非常事態宣言そして東京五輪のセットは元来、与党政府による「選挙対策」ではなかったのか。それとも本当にバブルは崩壊し...
2021.08.03|13:03
安倍元首相の虚偽から始まりエンドレスなスキャンダルに溺れる「東京オリンピック2020」。時効のない、底なし沼のネット検閲社会と化した日本と日本人は、何処へ向かうのか。
2021.07.27|25:53
前々回(vol.68)語った「微粒子によるクライシス」の話の続き。一軒家、マンション、オフィスビルまで広がる、シックハウスのリアル。
2021.07.20|43:24
大きな波紋を呼んでいる西村大臣の発言の背景にある闇を考える。政治家という肩書きのゴロツキたち。
2021.07.13|12:39
いま私たちは放射能漂う空気を呼吸し、農薬汚染された野菜や果物を食べて生きている。日常にある化学物質と、その汚染、脅威についての考察。
2021.07.06|31:34
自然を破壊し、人の暮らしを奪い、培われてきた風土や文化、風習、生活の営みすべてを破壊し尽くしていくオリンピックの最悪さと、集う人々の欲深さ、醜悪さ、無知についての考察。
2021.06.29|52:04
沖縄、与那国島。琉球弧の最も西に離れたところにあり、晴れた日には台湾を望む。祖内で奇妙な体験をした若き藤原は、島の西側の集落、久部良に滞在し、そこで島の男と女の物語を垣間見る。
2021.06.22|25:23
日本最西端の沖縄の島、与那国島へ渡った若き藤原新也。ネットも携帯電話もない時代。ぶらりと未知の島に降り立った藤原は、まず祖内という集落に投宿した。そこは奇妙な風習が残る小さな集落だった。
2021.06.15|25:01
インド放浪の旅から戻り『印度放浪』を発表、センセーショナルとなった藤原新也27歳。沖縄、石垣島、人のいない川平湾で、ひとりの若い女性と出会う。
2021.06.08|38:05