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日本を代表する出版社『講談社』と音声コンテンツ配信サービス『SPINEAR』がタッグを組んでお届けする『講談社 書評現代』
毎回、様々なジャンルから話題の書籍を1冊ピックアップし
その書籍の書評を
本好きの音楽家でバンド、羊文学のギターヴォーカル、塩塚 モエカ、
モデルを軸に執筆業もこなす本好きモデル、小谷実由の2人が紹介。
今回、塩塚 モエカがピックアップするのは、
中央公論新社から発売されている
吉川永青さんの『憂き夜に花を』
こちらの作品は、数々の苦難を乗り越えて
「両国川開きの大花火」を成功させた花火師、鍵屋の6代目、弥兵衛の物語。
「両国川開きの大花火」は、
前年の享保の飢饉による犠牲者の慰霊と悪疫退散を目的に行なわれた水神祭で
鍵屋の6代目、弥兵衛は、夏の終わりまで3カ月間、花火を打ち上げて
「鍵屋」の名前を世に知らしめたと言われています。
吉川永青さんの『憂き夜に花を』
落語家、柳亭小痴楽による書評をご紹介します。