News
「子宮頸がんを防ぐ『9価HPVワクチン』定期接種とする方針が決定」 オーストラリア人医師、レニック・ニコラスさん
子宮頸がん・・毎年日本で3000人近い女性が亡くなっている病気だが、これを防ぐための「9価HPVワクチン」が、来年4月以降から定期接種となる事が決まった。日本では大きな一歩となるが、実は海外と比べると、ワクチンの接種率が1%未満という低い数字は、先進国で日本だけだった。オーストラリアでは2007年から定期接種となり、2028年までには子宮頸がんはほぼ撲滅するとも予測されている。なぜ、日本はHPVワクチンの定期接種をしてこなかったのか。これまでの経緯から、HPVワクチンの詳細まで、オーストラリア人医師のレニック先生が解説する。