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先月24日、アメリカの連邦最高裁判所が人工妊娠中絶権を認めた1973年の「ロー対ウェイド判決」を破棄し、世界中に衝撃と波紋を広げました。一方、日本では先月27日、中絶の際に必要となる配偶者同意の撤廃を求める研究者らが、厚生労働省に要望書を提出しています。女性の自己決定権に大きく関わる中絶の権利と実態について、『中絶がわかる本 MY BODY MY CHOICE』の解説を担当している「#なんでないのプロジェクト」の代表、福田和子さんと考えます。
安田菜津紀
Natsuki Yasuda
1987 年神奈川県生まれ。NPO 法人 Dialogue for People (ダイアローグフォーピープル / D4P) 所属フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16 歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBS テレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。