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逢坂冬馬さんのデビュー作『同志少女よ、敵を撃て』が「2022年本屋大賞」大賞を受賞。昨年8月に発表されたアガサ・クリスティー賞では史上初めて選考委員全員が満点を付けて受賞。その後、直木賞の候補に選出されるなど、いま最も注目を集めている作品です。第二次世界大戦中の旧ソ連とドイツによる独ソ戦を舞台に、実在した女性狙撃部隊をモデルとして彼女たちが見つめた戦争の悲惨さを描く『同志少女よ、敵を撃て』。作品に込めた想い、ロシアによるウクライナ侵攻に思うことなど、逢坂さんに伺います。
安田菜津紀
Natsuki Yasuda
1987 年神奈川県生まれ。NPO 法人 Dialogue for People (ダイアローグフォーピープル / D4P) 所属フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16 歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBS テレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。