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認知症を患う高齢者の家庭で一週間、ほぼ24時間休みなしで働き、68歳の女性が亡くなったにも関わらず、東京地裁が労災認定しなかった問題。原告側は控訴、1月24日、過労死した女性の労災認定を求める裁判が東京高裁で行われました。なぜ亡くなった女性の労災は認定されなかったのか?このことがどんな問題をはらんでいると言えるのか?原告側弁護団のメンバー、弁護士の指宿昭一さんと考えます。
安田菜津紀
Natsuki Yasuda
1987 年神奈川県生まれ。NPO 法人 Dialogue for People (ダイアローグフォーピープル / D4P) 所属フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16 歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBS テレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。