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昨年、本屋大賞を受賞したべストセラー逢坂冬馬さんの『同志少女よ、敵を撃て』は、死者三千万人を超える犠牲者を生んだナチス・ドイツとソ連の戦争「独ソ戦」を舞台にした作品。最新作『歌われなかった海賊へ』はナチス体制下のドイツで、体制に抗う少年少女を描いた作品。ふたつの作品に共通するのは、これまであまり語られることのなかった戦争の歴史に光を当てている点です。どんな想いから『歌われなかった海賊へ』を書かれたのか?ご本人に伺います。
安田菜津紀
Natsuki Yasuda
1987 年神奈川県生まれ。NPO 法人 Dialogue for People (ダイアローグフォーピープル / D4P) 所属フォトジャーナリスト。同団体の副代表。16 歳のとき、「国境なき子どもたち」友情のレポーターとしてカンボジアで貧困にさらされる子どもたちを取材。現在、東南アジア、中東、アフリカ、日本国内で難民や貧困、災害の取材を進める。東日本大震災以降は陸前高田市を中心に、被災地を記録し続けている。著書に『写真で伝える仕事 -世界の子どもたちと向き合って-』(日本写真企画)、他。上智大学卒。現在、TBS テレビ『サンデーモーニング』にコメンテーターとして出演中。